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鉄(+)皿頭 タッピンねじ(1種 A形)


商品説明

鉄製で、先端が尖った1種A形のタッピン(タッピング)ねじの皿頭形状です。

■頭部■
取付け時に部材と面一となるため、出っ張りが気になる所に使用します。
材料に皿形状のザグリ加工が必要です。
頭部分の直径は呼びの2倍です(M4の場合8mm)、皿角度は90度です。

■寸法■
サイズはねじ径x全長mmです。

■形状■
1種(A形)はピッチが最も荒く先端部まで尖り、先端までネジ山が立っています。
先端の尖っている部分は穴のセンターの位置決め用のガイドと喰いつきを助ける役割があります。
1種は呼び径に対しオーバーサイズ(呼び径より太い)です。

■特長■
タッピンねじとは、相手材(主に鋼材)に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじです。
ねじ立て作業の手間を省き、ねじにガタつきがない為、ゆるみにくいのが特長です。
下穴の寸法は、材質や板厚等により作業性を重視すると大きめに、締め付け強さを重視の場合は小さめの穴サイズとなります。
主に薄鋼板(1.2mm以下に最適),ハードボード,木材,石綿等で使用されています。


■ゼロウィスカ 環境対応 亜鉛メッキとは■
亜鉛ウィスカにより発生する電子機器のショート等の発生を防ぐため、亜鉛メッキの表面に亜鉛ウィスカが発生しないゼロウィスカを施しました。
防錆力、ねじ込みトルク、塗装密着性などは、一般の3価クロム亜鉛メッキと同等です。


■亜鉛ウィスカとは■
亜鉛メッキを施した鋼材の表面から発生する亜鉛のヒゲ状結晶のこと。直径は1~2µm、長さは10µm~数mmと非常に小さい。


■亜鉛ウィスカによるリスクとは?■
・2002年1月社団法人電子情報技術産業協会 JEITA(ジェイタ)のホームページにて、コンピュータ室で亜鉛メッキを施した鋼材から発生した亜鉛ウィスカが浮遊し、コンピュータ機器の中に入り込みプリント基板や端子部分で電気的短絡(ショート)を起こすことが指摘され、亜鉛ウィスカヘの留意と対策が求められています。

・データセンターでの事故事例
1)一般亜鉛メッキ処理品から亜鉛ウィスカが発生

2)複数のコンピュータサーバーやデータ保管機器等が設置されているデータセンターなどの専用室では、通常24時間床下空調です。メッキ表面から折れた亜鉛ウィスカが空調によって拡散され電算機内に侵入。


タッピンねじの特徴についてはこちらをご参照ください。



【注】寸法図の長さ(L)については、ご注文、見積り画面のサイズ(型番)でご確認いただけます。





【別名:(Aサラ)(サラタッピング)(サラTPA)】


商品写真

鉄(+)皿頭 タッピンねじ(1種 A形)の商品写真
* 商品写真はあくまでも参考です。
寸法図

鉄(+)皿頭 タッピンねじ(1種 A形)の寸法図
寸法表  ※ねじの長さ等については、商品選択フォームのサイズ選択欄にてご確認ください。

鉄(+)皿頭 タッピンねじ(1種 A形)の寸法表


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