商品説明
SUS410製で先端がとがった1種A形のタッピン(タッピング)ねじの皿頭形状です。
SUS410はC(炭素)が多い熱処理ができるステンレス鋼の為、硬さを要求されるタッピンねじやセルフドリリングスクリューに使われています。
C含有量が高い分、耐食性の面では劣ります。
ステンレスを「さびにくい鉄」とは言っても、さびの程度はSUS410でも鉄の約1/200位です。
通常のステンレス材に比べて磁性があります。
■頭部■
取付け時に部材と面一となるため、出っ張りが気になる所に使用します。
材料に皿形状のザグリ加工が必要です。
頭部分の直径は呼びの2倍です(M4の場合8mm)、皿角度は90度です。
■寸法■
サイズはねじ径x全長mmです。
■形状■
1種(A形)はピッチが最も荒く先端部まで尖り、先端までネジ山が立っています。
先端の尖っている部分は穴のセンターの位置決め用のガイドと喰いつきを助ける役割があります。
1種は呼び径に対しオーバーサイズ(呼び径より太い)です。
■特長■
タッピンねじとは、相手材(主に鋼材)に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじのことです。
ねじ立て作業の手間を省き、ねじにガタつきがない為、ゆるみにくいのが特長です。
下穴の寸法は、材質や板厚等により作業性を重視すると大きめに、締め付け強さを重視の場合は小さめの穴サイズとなります。
■用途■
主に薄鋼板(1.2mm以下に最適),ハードボード,木材,石綿等
タッピンねじの特徴についてはこちらをご参照ください。
【注】寸法図の長さ(L)については、ご注文、見積り画面のサイズ(型番)でご確認いただけます。
【別名:(Aサラ)(サラタッピング)(サラTPA)】
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