商品説明
鉄製のSP座付きネジはタッピン(タッピング)ねじPタイプ のなべ座付頭形状です。
■寸法■
ねじの呼び(サイズ)は首下径x首下長さmmです。
(長さ=材料から外に出る頭部分は寸法に入れず)
■形状■
ねじ頭部はSP座付きネジで、ビス、平座、ばね座を一体成形した形状です。
ねじ部の断面及びねじ端部から見ても、オニギリ形状(三角形)になっていますので見分けは容易にできます。
ねじ部は2条ねじでピッチはJISより粗く45度です。
■相手材■
プラスチック(可塑性樹脂)専用タッピンねじ。
■特長■
タッピンねじとは、相手材に下穴を開けた所に、ねじ自らねじ立てをしながら締め付けを行うねじのことです。
ねじ立て作業の手間を省き、塑性加工でめねじを成形するため切粉が出ず、ねじ込みが低トルクできる為、強いめねじが形成されます。
SP座付きネジは、ばね性能を持たせた頭部形状による緩み止め効果抜群のねじで、SW+平Wの作用を頭部の形状で一体化した省力化・低コスト化を実現するねじです。
また特に、ビス、平座、ばね座を一体成形したねじのため、ねじの頭部のツバがバネ性と座面陥没を防ぐ大きな座面となり、保持力を保ち、高い緩み止め機能をもっています。
BタイプやB1タッピンねじと比較して2条ねじのため作業性は早く、保持力、締め付けトルクも大きく可塑性樹脂の割れ、カケ、焼付も起こらないのが優位です。
■熱硬化性樹脂と熱可塑性樹脂の違いとねじ選定のご参考■
【熱可塑性樹脂とは---Pタイプ、Bタイプねじ使用】
熱を加えると軟化(可塑化)する樹脂のことで、1度硬くなって形が出来上がっても、再度熱を加えると軟らかくなる性質の樹脂です。
【熱硬化性樹脂とは---B1タッピン2種ねじ使用】
熱を加えると硬化する樹脂のことで、1度硬くなると再び熱を加えても軟らかくならず変形しない性質の樹脂です。
タッピンねじの特徴とご選定こちらをご参照下さい。
用途により、多くの表面処理の種類があります御参照下さい。
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