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鉄 六角ナット(2種)(極細目)


商品説明

■特長
並目より細かいピッチ(山と山の間隔)で、振動による緩み止めが大きな目的です。
2種とは両面取りされているナットで、呼び径の約8割の高さ(例M10=高さ8mm)です。
2種ナットの役割は両方とも面取りがあるため方向性を気にせず作業性向上の特長があります。

■並目ねじと細目ねじ使い分けのポイント
並目ねじ---標準品による経済性、締付作業性。
細目ねじ(極細目)---ゆるみ密さ微調整を必要、肉薄による強度不足。

■ねじ山の種類
ISO ねじ(表記M)--- 一般品(指定や記載が無い場合はこのです)
JIS ねじ(表記M)---M3~M5まではピッチが違う(旧jisで古いねじ)
ウイットねじ(表記W)---ぶねじ(インチ呼称)とも言い、建築、設備等一部で流通
ユニファイねじ(表記UN)---アメリカねじ(インチ呼称)とも言い表記はUNC(並目)、UNF(細目)
管用ねじ----ガス山(表記G他)(インチ呼称)とも言い水道管材業界で主に流通している。
他に角ねじ、台形(梯形)ねじ、ミシン、自転車、バルブねじ等ある。


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■ナットの形状
1種---片面取りで高さが呼び径の約8割(例M10=高さ8mm)
2種---両面取りで高さが呼び径の約8割(例M10=高さ8mm)
3種---両面取りで高さが呼び径の約6割(例M10=高さ6mm)
4種---上部に面取り、下部に座付
小型---2面幅(平径)が一般のナットに比べ小さい(例M8=12mm)
JIS---2面幅(平径)が一般のナットに比べ大きい(例M8=14mm)
10割---高さが呼び径の約10割(例M10=高さ10mm)

■ピッチ(山と山の間隔)について
並目--- 一般品(指定ない場合はこの規格となります)(例M10=p1.5) 
細目--- 並目より細かい(緩みとめ)(例M10=p1.25)
極細目--- 細目より更に細かい(緩みとめ)(例M10=p1.0)

■材質と強度
SS材(一般品)---4T相当
SWCH(一般品)---4T相当
S45C-H(焼入)---8T相当
SCM435クロームモリブデン鋼(クロモリ)---10T相当
ハイテン---F10T


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■製造方法
切削 
冷間ホーマー 
鍛造    
熱間ホーマー
温間ホーマー 

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■その他用語
コンタルナット---3種ナットのことです。
左ねじ---通常の右ねじと逆の左廻り(反時計廻り)に廻した時ににその人から遠ざかるねじです。
焼付け防止処理---締結時の摩擦熱によるカジリを防ぐ為の表面処理です。
ホーマーナット---量産品の一般製造方法(横型プレス機械よる製法)
平径(2面幅)---六角又は四角のまっすぐな所どうしの間(径x約1.5倍)
対角---六角又は四角の相対する側の一番遠い角同士の間(平径x約1.15倍)
面取り---頂面、座面等の角部分を削り丸み等持たせ喰つきをよくする加工。
ピッチ---隣り合う、ねじ山とねじ山の間の距離。
リード---ねじを一回転させて軸方向に進む距離。
座面---ネジ部品の締め付けの際、直接荷重を受ける面の部分。
バリ---削りきれていない断片(かけら)または加工により出来てしまった不要なでっぱり。
焼き入れ---鋼を硬くする処理。(焼き入れ品=S45C-H)(焼きなし品=S45C-A)
2種ナットの役割---面取り向きを気にせず作業性向上の特長があります。
フランジ(ツバ)---帽子のひさし部の様なでっぱりで緩み止め効果用。
セレート(ナール)---相手材に接する面についているゆるみ止めの為のギザギザのことです。
ダブルナット---ゆるみ止め目的で(1種x2)又は(1種+3種)ナットを組み合わせ使用のことです。                 
パイロット付---溶接ナット等にある位置決め用ガイトのことです。
ダボ付---溶接ナット等にある突起(ボッチ)のことです。


商品写真

鉄 六角ナット(2種)(極細目)の商品写真
* 商品写真はあくまでも参考です。
寸法図

鉄 六角ナット(2種)(極細目)の寸法図
寸法表  ※ねじの長さ等については、商品選択フォームのサイズ選択欄にてご確認ください。

鉄 六角ナット(2種)(極細目)の寸法表


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