鉄 六角ウエルド袋ナット(溶接) パイロット付

・外形が六角ナットの片面上部に帽子状のキャップを、溶接により一体化した六角袋ナットで、
　　ねじの先端が出ないように隠した、外観と保護を目的のナットです。



・溶接ナットは、ウエルドナットとも呼ばれ、専用機械により、金属鋼板に密着固定させます。
　　形状としては、座面に突起物を設けてのプロジェクションタイプ
　　と座面に突起物がないタイプ等あります。


●その他用語
　・プロジェクション溶接---母材にプロジェクション（突起）を設けることにより、
　　　　　　突起にのみ電流が流れて、ナットねじ山部分の熱によるひずみ発生を抑える。
　・パイロット(PL)付---溶接ナット等にあり中心部の位置決め用ガイトのこと。
　　　　　　　パイロット部分を下穴に入れナットが、ずれない様にして溶接します。
　・ダボ付----溶接ナット等にサイドにある位置決め用ガイトの為の突起(ボッチ)のこと
　・フランジ(ツバ)---帽子のひさし部の様なでっぱりで座面陥没や緩み止め目的。
　・左ねじ---通常の右ねじと逆の左廻り(反時計廻り)に廻した時ににその人から遠ざかるねじ。
　・平径(２面幅)-----六角又は四角のまっすぐな所どうしの間(径ｘ約1.5倍)
　・ピッチ----隣り合う、ねじ山とねじ山の間の距離。