商品説明
・ウイットねじ(表記W)-----ぶねじ(インチ呼称)とも言い、建築、設備等一部で流通のねじ規格です。
・一般JIS規格の六角ナットとフリクションリング(特殊ばね)の2点の部品からできており、
ナット上面にフリクションリングをカシメ加工により固定し、一体化させた
安定的なゆるみ止め効果の高いナットです。
・強力な締付けトルクが不要のため相手材が軟質系にも適しています。
・おねじの谷底を締め付ける為、取り外してもねじ山や有効径は傷めず、反復使用できます。
・ねじ山の中間位置でも確実に効果を発揮します。
・安全性の向上や締付作業が簡単で、作業効率が上がります。
・締結完了時にフリクションリングから2山以上ねじ部が出ることが望ましい。
●ねじ山の種類(ウイットねじとは)
・ウイットウォースネジ規格品で、インチ(ぶねじ呼称)とも言い、W表記(例3/8-16山)ねじです。
山の角度が55度のインチねじ・1968年にJIS規格は廃止されたが、現在も国内の建築関係・電気・水道・
空調設備関係の業界で使われている。
他にインチねじには他の規格もあり下記アドレスの《インチネジの区別》をご確認ください。
http://www.neji-no1.com/contents/06/index.html
●材質と強度
・SS400材又は相当品(一般品)-------4T相当
・S45C(調質)又は相当品(焼入)----8T相当
・SUS304又は相当品
詳しくは
http://www.neji-no1.com/contents/03/index.html
●その他用語
・左ねじ---通常の右ねじと逆の左廻り(反時計廻り)に廻した時ににその人から遠ざかるねじ。
・平径(2面幅)-----六角又は四角のまっすぐな所どうしの間(径x約1.5倍)
・対角----六角又は四角の相対する側の一番遠い角同士の間(平径x約1.15倍)
・面取り---頂面、座面等の角部分を削り丸み等持たせ喰つきをよくする加工。
・ピッチ----隣り合う、ねじ山とねじ山の間の距離。
・リード----ねじを一回転させて軸方向に進む距離
・座面----ネジ部品の締め付けの際、直接荷重を受ける面の部分。
・焼き入れ---鋼を硬くする処理。(焼き入れ品=S45C-H)(焼きなし品=S45C-A)
・フランジ(ツバ)---帽子のひさし部の様なでっぱりで緩み止め効果用。
・セレート(ナール)---相手材に接する面についているゆるみ止めの為のギザギザのこと
・キャップ付-------六角ナットの片面に帽子状のキャップを、溶接で一体化しねじの先端が
出ないように隠した、外観も重視したナットです。
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