商品説明
■特長
軸部に溝加工が必要ない止め輪でスラスト方向からの挿入です。
内周に角度の付いた爪があり、その爪のエッジ部分が軸部外周に食い込み逆から押されても抜けない形状になっています。
■関連用語
スラスト方向---止め輪などを挿入する際に使用される言葉で軸部に対して、180度の方向を「スラスト方向」という。
ラジアル方向---止め輪などを挿入する際に使用される言葉で軸部に対して、90度の方向を「ラジアル方向」という。
公差(コウサ)---規定された許容最大値と許容最小値との差のこと。
スタック---止め輪などの製品で、作業性を考慮して工具に喰いつきやすいように棒状に整列させ、テープなどで貼り付けた梱包のこと。
調質---70f/平方以上の引張り強さが要求されるねじ類については、中炭素鋼および合金鋼を使用するので、所定の温度に加熱してから急冷し目的に応じた硬さにするために再度適当な温度に加熱して硬さと粘さを得る作業が必要となる。この作業を調質といいます。
テンパーGB---ステンレスに熱を加えると茶色く変色する色のことです。
テーパー---先細の円筒のような形。また、その先細りの勾配。
面取り---角が立たないように削ること。一般的にはC面は45度゜で取る。
焼き入れ---鋼を730℃以上に熱くして急冷します。鋼を硬くする処理。
焼きなまし---鋼を730℃以上に熱くしてゆっくり冷まします。鋼を柔らかくする処理。
焼き戻し---鋼を730℃以下に熱くして急冷します。焼き戻し温度が低いほど鋼は硬くなります。
「焼き戻し」だけというのはほどんどなく、「焼き入れ」+「焼き戻し」で処理するのが一般的です。
鋼を粘くする処理。
S45C 高炭素鋼---SWCHと構成成分は同等で、C(炭素)を多く含む鋼。
45とは0.45%のC(炭素)を含むことを表しています。
焼き入れ性がよく、強度区分8.8などのボルト等に使用します。
S45C(A)---S45C材で「焼きなまし」したものをこう呼ぶ。
(A)= 熱きなましの状態を意味する。
S45C(H)---S45C材に「焼き入れ」したものをこう呼ぶ。
(H)= 熱処理済のものをこう呼ぶ。
S45CQ ---平行ピンやテーパーピンなどピン関係のS45C材・焼き入れ品において、S45C(H)「まるH」とは言わずに「Q」と表現する。
「Q」= Quench「=焼きを入れる」の頭文字。
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